「停電になったら水槽はどうなるの?」「何を備えておけば安心できる?」
結論から言うと、海水魚は停電から数時間で酸欠の危険域に入るとされているので、電池式やモバイルバッテリー式のエアポンプなど電源に頼らない道具を備えておくのが安心です。わが家はまだ長時間の停電を経験したことはありませんが、台風シーズンの前に一通り確認するようにしています。
わが家の失敗談
正直なところ、わが家は今のところ長時間の停電を経験していません。ただ、台風の予報が出るたびに「もし停電になったらどうしよう」と不安になり、慌てて対策を調べたことがあります。旅行や留守のときの対策は別記事でまとめましたが、停電は予告なく起きるものなので、事前に道具を揃えておくことの大切さを実感しました。
海水水槽はろ過フィルターやプロテインスキマーが止まると水流も止まってしまい、酸素不足だけでなく水質の面でも影響が出やすいと知り、淡水以上に備えが必要だと考えるようになりました。
この記事が向いていない人
- すでに停電対策の道具を一通り揃えていて、対応に不安がない人
- サンゴなど、より繊細な水質管理が必要な生体を多く飼育している人(この記事では一般的な海水魚水槽の応急対策を扱っています。サンゴを含む水槽は専門的な情報もあわせて確認してください)
「これから対策を考えたい」「何を備えればいいか分からない」という人には参考になるはずです。
選ぶ基準
- 酸欠対策を最優先にする:海水魚は停電から数時間で危険な状態になるとされています。電池式やモバイルバッテリー式のエアポンプを備えておくと安心です。「酸素を出す石」はメーカーが海水魚への使用不可・エビなど甲殻類にも小さな容器では不向きとしているため、海水水槽での使用は避けてください
- 保温の工夫:発泡スチロールや新聞紙などで水槽の側面・背面を覆うと、水温の低下をゆるやかにできます
- 水流の確保:海水水槽はろ過やスキマーが止まると水流も止まるため、酸欠対策と合わせて水流を確保できる道具があるとより安心です
- すぐ使える場所に保管する:停電はいつ起きるか分からないので、道具は水槽の近くなど、すぐに取り出せる場所に置いておきます
停電対策まとめ表
| 対策 | 目的 | 電源の要不要 |
|---|---|---|
| 電池式エアポンプ | 酸欠防止 | 電池式(電源不要) |
| モバイルバッテリー対応の小型エアポンプ | 酸欠防止・水流の確保 | バッテリー式 |
| 発泡スチロール・新聞紙での保温 | 水温低下の緩和 | 不要 |
※停電の長さや水槽の状況によって必要な対策は変わります。長時間の停電が予想される場合は早めの対応を心がけてください。「酸素を出す石」はメーカーが海水魚・甲殻類への使用に注意を促している製品があるため、海水水槽では避け、エアポンプ系の対策を優先してください。
商品ごとの解説
Q&A
Q. 停電から何時間くらいで危険な状態になりますか? A. 情報源によって差はありますが、海水魚は数時間程度で酸欠の危険域に入るとされています。停電が起きたら早めの対応を心がけてください。
Q. 冬場の停電で特に気をつけることはありますか? A. 水温の低下です。発泡スチロールや新聞紙などで水槽を覆い、保温することをおすすめします。
Q. サンゴやイソギンチャクがいる水槽は特別な対策が必要ですか? A. 水流が止まることの影響が大きいとされています。酸欠対策に加えて、水流を確保できる道具もあわせて備えておくとより安心です。
Q. 停電対策の道具はどこに保管すればいいですか? A. いざというときすぐ使えるよう、水槽の近くなど分かりやすい場所に保管しておくのがおすすめです。
Q. 停電が長引きそうな場合、水換えはしたほうがいいですか? A. 状況によりますが、無理に大きな水換えをするより、まずは酸欠と水温低下を防ぐ応急対策を優先することをおすすめします。
買ったあと最初にやること
- すぐ使える場所に置く:水槽の近くなど、いざというときすぐ取り出せる場所に保管します
- 電池・充電残量を確認する:電池式エアポンプの電池残量や、モバイルバッテリーの充電残量を定期的にチェックします
- 使い方を事前に確認しておく:停電時に慌てないよう、平常時に一度使い方を確認しておくと安心です
- 台風シーズン前に見直す:季節の変わり目に道具の状態を点検する習慣をつけています